小さな花

【素朴な小さな花】 180716(月)晴れ
一日中熱い日だった。
日中外に出ることさえも躊躇される猛暑の続くなか、
夕方陽が落ち、焼けつくような地面の火照りが少し下がると、
それまでなまけもの様にうずくまっていた体が、のっそりと動くようになる。
踵を床に擦りながら歩き、バルコニーを覗いてみた。
ツバメは先日までは、巣の中に座って卵を抱いていた。
軒下と言えども、このような熱風の淀む日中は、卵など抱く必要もないだろうにと、
思ってはいた。
「今日は昨日よりも暑い」
1IMG_6824.jpg

巣を見上げると、いつものようにツバメが巣の縁に休んでいた。
普段親鳥は食事などで巣を開けることがあるが、この猛暑日の続く数日の間は巣を空けていない。
多分このような時期には、親鳥は孵化のために卵を抱くのではなく、
自分の羽毛で熱気による卵の腐食を防いでいるのではないだろうか?
家の目前で、生活を共にしている小動物たちのことも気になる。
今日の昼など、雀が一羽熱い最中イチジクの枝下の影で何かを啄ばんでいた。
体の小さな生き物が、涼を求めながら捕食のために働く。
「きみの餌ぐらい何とか・・・」
と、愚直な自問自答するも、窓の内側からなすすべもなくただ呆然と眺めていた。
それよりも心配なのは、親鳥の熱中症だ。
ヤフーニュースによると、ペットも熱中症にかかるらしい。
確かにそうだと思う。
最近ツバメが巣の上で、口を開けて喘いでいた。
そんな人間的なことをするのか思い、瞼を擦りながらじっと見つめた。
2IMG_6824ツバメ拡大

「やっぱり、口呼吸をしている」
口を開け体温を下げているのだろう。
小動物の体は、野生なので順応性があるように見えるが、体力はそれなりに弱く寿命も短い。
大鷹や鷲などの雛は、二三日豪雨などで餌が捕れないと死んでしまうのだそうだ。
そういう厳しい自然の痛みなどは、目の当たりにしない限り見過ごすことが多い。
こうしてブログを書く時間さえも、罪の意識に苛まずにはいられない。

3IMG_6826.jpg

「庭の花を持ってきました」
と言って、知り合いの方に花をいただいた。
この猛暑の中わざわざ摘んでいただいたと思うと、返す言葉がすぐには出なかった。
花屋の品とは違い、素朴な小さな花束だった。
枯れないうちにということで、赤い花瓶に生けた。
暑さでうなだれていた蕾が、しゃんと首を挙げたのには小さな感動さえ覚えた。
「こうして飾るときれいね———」
持って来ていただいた方と一緒に、しばらく眺めて楽しんだ。
脅威的な猛暑の中、夫々いろいろな都合がありたいへんなことが多いと思うが、
とにかくだれもが、
「がんばってほしい」
と願わずにはいられない。
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夏の豪雨

豪雨 180713 曇り晴れ猛暑 日中西風微風
類のない豪雨が続きました。
政府は早急な災害の復興と復旧に尽力するという声明を入れました。
被災地の皆様が、一日でも早く日常生活に戻れることをお祈りいたします。
IMG_6820.jpg

異常気象のような特に赤い夕焼けが、不気味です。
猛暑が続いています。
くれぐれも熱中症にお気を付けくださいませ。

グラジオラス

180703(火)晴れ東のそよ風
グラジオラス

今日の風は、まるでハワイの貿易風みたい。
そよそよと、一日中東風が吹いている。
思わず気が向いた。
玄関ドアを開け、窓を全開してすだれを垂らす。
窓際へ机を移動し、テレビをつけてパソコンを開ける。
机は120年ほど前の折り畳みのアンティーク食卓テーブル。
テレビのスイッチを入れて選局する。
パソコンを打つのに障りのない番組を選ぶ。
中井さんの【たびてつ】ベトナム2000キロが放映されていた。
ベトナムは行ったことがない。
将来アジア旅行するとしたら、ベトナムにしたいと思っていたからだ。
素朴そうな人柄と、長い海岸線の眺めと景色に触れたいと思っていたからだ。
適当に映像を見ながら、午前中に撮ったモザ写真を整理した。
決して中井さんの旅番組を軽んじてそうしているのではなく、
消化しなければならない次の作業が控えていて、そのために時短を必要とする。
両方の情報を収穫したいという思いが強い。
とにかく慌ただしい午後であった。
1IMG_6772.jpg

久ぶりにカエルに出会った。
「おい、そんなつまらないところで何をしているんだい?」
と思わず言いたくなる顔をしていた。
「ぼくの勝手でしょう?」
たしかに・・・、そうだね、と呟きながらアップした。
この個体は気が短い。
あっという間にどこかに行ってしまった。
2IMG_6784.jpg

最近熱帯夜が続いている。
思わずかわいそうと言いたくなるほどの小さな巣の中で、ツバメが二度目の卵を抱いている。
「この暑さは、卵も暑すぎるのでは?」と、
その間相方は、シャッターボックスの上で一休みしていた。
扇風機でもあるとさぞかし涼しかろうにと思わずにはいられない。
カラスに狙われそうになると防御ネットを張り、
トンビの人形を吊り下げてカラスの撃退を何度計ったことか。
結果実際驚いたのは、保護すべきはずの燕だった。
「チッ、いろいろとやりにくいこと」
そのあとのツバメたちの様子を見ていたら、そんな気がした。
良かれと思ってやった保護対策は、何の役にも立っていなかった。
やがて野鳥は、自然に任せることが一番と理解するようになった。

先日アップし始めたD I Yが着々と進捗している。
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折れかかったミモザの幹の補強は、竹を割って細い番線で巻きつけた。
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多分これで、冬場の雪にも耐えられると思う。
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庭に咲いていたと言って、届けていただいたグラジオラスを花瓶に生けた。
文芸【きなり】の主催者の西垣さんだった。
「きれいな色の花瓶ですね」
昔ガラス工芸を取り扱っていたとお話しされた。
赤いビロードの花瓶とピンク色の花びらがすがすがしく見えた。
8IMG_6798.jpg

モザのマスコット人形を玄関の椅子に置いた。
この椅子もかなり古い。
おそらく江戸末期のアンティックソファと思われる。
彫刻の模様から推測するに、生まれはポルトガル!?。
まず、アールヌーボのような曲線に見えるがフランスではない。
細かく刻みこまれたんだ鱗模様はイギリスでもない。
歴史の推測は、根拠はないが無限に広がり楽しい。
9IMG_6816.jpg

これはイギリスの丸テーブルで、とても重い。
ロンドンのパブでよく見かけた。
天板には丸い真鍮の番号が埋め込んであり、
ビールを注文すると、ウェイターがコースタを置いてその表にテーブル番号をメモる。
追加のビールもこれにメモる。
ちょっとしたロンドンを髣髴とさせるテーブルだ。
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何気なく足元を見た。
いまさらながらでもあるが、鋳物の先端に模様に目が止まった。
模様が”ライオン”だった。
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ここはモザのカウンターの内側で、ボクの作業場でもある。
孫の写真を額に入れて飾った。
楽しそうな顔と、お兄ちゃん風の澄ました顔もしている。
それを眺めながら気分転換し、フロアサービスの向上に努めたいと思ったからだ。
強かった日差しがすっかり和らいで、【たびてつ】の番組も終わりに近い。
そよ風は今も続く。庭木の枝の影が和らいできた。
そろそろ、次の作業が待っている。
一日の終わりの時間はわずかになってきた。
アップしたブログの編集作業は夜にでもしようと思う。
プロフィール

モザマスター

Author:モザマスター
キャフェ ド モザのマスターです!
担当はドリンクとフロアのサービスです。
花の愛好家です。
季節の花の写真をアップしています。
キャフェ ド モザのホームページ:www.cafedemoza.com

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