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寄り添う文化

寄り添う文化 210326(金)晴れ

『風と共に去りぬ』。この映画1939年に制作された映画だとか。和暦は昭和14年です。
何度も観た映画でしたが、久し振りにまた観て感心しました。スケールの大きさ、また映像がCGではないところは特に迫力がありました。
ビビアンリーのスカーレット・オハラ。クラークケーブルのレッド・バトラー。どちらも良かったです。
物語では南北戦争に巻き込まれていくのですが、戦争には負けましたがアメリカ国の発展に寄与して来た南部の誇りも実に上手く表現されていたと思います。
ところで昭和14年は日本ではどんな出来ごとがあったのでしょう。
まず世界情勢としては『第二次世界大戦勃発』。ネットによるとドイツ軍がポーランド西部国境を突破となっています。
国内では物価及び賃金凍結、近衛内閣総辞職など。
中でも眼に止まったのは鉄製普及品回収。鉄製の鍋などが回収されたとか。
イギリス・フランスが参戦しまもなくアメリカも参戦しようとする頃、映画『風去り』の映画制作時における娯楽とはいえ諸材料の消費、片や日用鉄製品の回収の社会情勢の違いは大きすぎます。娯楽にせよ政策にせよ両者は比較対象にはなりえませんが、前者の物語の語ろうとする国の誇りは、今の時代においても共有する所も多いような気がするのです。

ところで、今日『ダリ展』をやっているということで、久し振りに三重県立美術館へ出かけました。
そこで以前は気に止めなかったことが、今少し気になる所が幾つかありました。
第一に駐車場からミュージアムまでが意外に高いところにあるという点。スロープを上がるのですが玄関入り口までの途中が階段になっている。
第二に一階のトイレが和式で東奥にあり、かつ標示が少ない。
つまり高齢者にはどちらも辛い。若い時には気付かなかった事ばかりです。
施設に関わる関係者の皆様には維持運営上大変なご苦労があると思いますが、近年国内も外国の方々も増えてきているなか其々求めるのは何か、また質の高い文化は何かを考える必要があるような気がしました。
以前パリ凱旋門に行った時、観光客の雑踏の中ステッキを付き、入場を待っていた妻を見かけた改札員や誘導員が素早く駈け、人気の少ない門の角に設けられた弱者専用のエレベーターに案内されました。
フランス語は理解できませんが、指示する大きなジェスチャーによって弱者に寄り添おうとしてしている意思が理解できたのです。どう仕事をするのかではなく、どう伝えるのかの違いです。
文化は展示するのも大事。しかしどう楽しむかも大事。どう支えるのかも工夫がいります。
文化こそ国の力ではないでしょうか・・。
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モザマスター

Author:モザマスター
キャフェ ド モザのマスターです!コーヒーと庭と花の愛好家です。「モザマスターの日記」を担当しています。
檀桃源です。この窓を借りて「エッセーと古典」をシェアリングしています。

キャフェ ド モザのホームページ:www.cafedemoza.com

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