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六月はユリ

六月はユリ 令和元年水無月(六月)六日十五日(土)曇りのち雨夕方雷雨

夕方雨雲共と襲ってきた稲光と豪雨はやはりおそろしい。
強風に備え急いで看板のトラロープを張った。
戸建ての場合、めったなことはないと分かっていても不安は鬱積する。
不安は他にもある。
ここでは政治経済の話題にはあまり触れたくないが、
近年年間の総所得は変わらないのに、手取り所得が年々減少していく。
所得の減少は着実に進み将来の不安は増すばかり。
一方祖国に生かされ祖国を支え、老後も祖国で過ごしたいとという願いもある。
晩年の暮らし方として、例えば一人暮らしに備えてマンション暮らしをする・・、
あるいは老後独居老人になった時には介護施設に入居する・・。
そういう選択肢も確かにあるかもしれない。
しかし決してベストな選択だとも言えないと思う。
今しなければならないことは、自分の体調と都合で出来る範囲で働くこと。
そういう生活の方向性が、経済的にも心身の健康にもいいと思う。
時代と年齢に応じて無理をせずに、例えば自給自足のような、むしろ人間らしい生活をしていく必要性を感じてならない。

露の前触れのように咲いた大きなユリの花。
夕方窓を覗くと豪雨と強風に大きく揺れていた。
やはり、『六月はゆり』。
あのユリの細い枝は花を支えきれるだろうか?
細い背骨が悲鳴を上げているように見えた。
「たすけてーー」
急いで真っ黒な雨雲の下をくぐるようにして、剪定鋏を持って外に出た。
『パチン!』
と切った一枝。
後片付けに追われていた仕事の手を休め、妻がその花を花瓶に生けた。
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カサブランカの香りが部屋いっぱいに広がった。
天気予報によると明日は晴れるらしい。
なんだか幸せもやってきそうな気がする。
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映画の薦め

映画の薦め 令和元年 水無月(六月)九日(日)晴れのち曇り時々雨

観られましたか? 
フランスシネマの映画、ジャン=ピエールジュネ監督の『アメリ』!
2001年の作品ですが、今観てもやっぱり面白い。
フランス映画の特徴ある物語の構成と、庶民的なウィット(wit)に飛んだセリフの言葉の遊びは類を見ません。
お勧めの映画の一つです。
お暇な時にお楽しみに~。

肝心なことを忘れていました。
面白かったその理由です。
アメリを演じた女優・オドレイ・トトゥ。
彼女の多様な表情に魅かれたのだと思います。

余談ですが・・、
出来ればアメリさんがクレーム・ビュルレを食べるシーン、見逃さないでくださいね。
ブリュレは『モザ』の最も人気のスイーツです。
ご参考まで∠( ^ o ^ ┐)┐ ヨォ…ーーー。

上弦の月

上弦の月 令和元年0608(土)晴れ

仕事を終え疲れ果て、ほっとして夜空を見上げると1時の方に月が・・。
下唇で受けたような姿の月、なんていうと愛想がないですよね。
ネットで検索したら、月の円弧が右側に見える時は上弦と呼ぶそうな。
そんな難しいことはいまさらどちらでもかまわないけど、下弦の月より上弦の月と呼んだ方がずっと響きがいい。
今夜の月は、かつて若者を虜にしたフォークソングで唄われた『上弦の月』。
たくろうの詩、石鹸を片手に風呂上がりの彼を待つ浴衣の彼女の姿と被ってくる。
その昔、そんな彼女には心底ほのかな夢を抱いたものです。
懐かしさが蘇りました。

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久しぶりに生け花しました。
空切りして生けたら瞬く間に花がしぼんだ。
生け花は水切りして生けるのだとか。
そういえば聞いたことある。
すっかり忘れていました。
選んだ花が、か弱い花だったことも理解しました。
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変わった花だったので、一緒に切り花に選びました。
まあまあかな・・?
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夕方玄関の扉を開けたら、昨日ママに叱られていた雛つばめが肩を寄せ合っていました。
仲のいいこと・・。
「もう飛ぶのいや!」
とか言ってないですか?
かつての誰かみたいに。

それではみなさま、
ごきげんようーーー。

露の前触れ

露の前触れ 令和元年190607(金)雨

梅雨の前触れなのか、六月の雨は若い。
空いっぱいに雨雲が広がり、なおかつ大きな光や音を出しながら勢いよく雨が落ちてくる。
同時に庇の屋根の雨音が、タンバリンのようににぎやかに鳴りだす。
大げさな音に思わず警戒していると、しばらくして雨が止む。
その後は借りてきた猫のように、しとしとと降り続け、雨音は癒しのリズムにかわる。
まるで幼児達が家の廻りではしゃぎながら遊んでいるような日だった。
夕方にはその雨も止み、ふっと窓の外を眺めた。
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よほどさっぱりとしたのだろうか、緑が新鮮に見えた。
その爽やかさに誘われ庭に出てみた。
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山の麓は横一文字に雲に覆われ、田畑は降り続いた雨水を吸い込み、しっとりと濡れていた。
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ヤシの葉の上の丸い水玉が、今にも落ちようとしている。
固い葉はまるで滑り台。
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バレーのダンスのような水玉の横歩き。
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レンガ花が瑞々しくよみがえった。
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今にも咲こうとしているカサブランカ。
つぼみに遊ぶ水玉。
開花は六月の空に任せようと思う。
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紅の薔薇はやはりマドンナ。
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ミス薔薇と呼んでもいいかもしれない。
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庭の入り口に咲くどくだみの花。
なんて清楚な白だろう。
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アジサイは啄木の初恋の色。
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非現実の世界へ誘う若草色のグラデーション。
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これほど淑やかな葉が、こんな所にあるなんて知らなかった。
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雫の重さにうなだれたアマリリスと、
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カモミール。
よく頑張ってくれたものだ。
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蝶のベットに残したキャベツの葉。
良かったのか悪かったのか、まるで分からない。
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青いトマトが実っていた。
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ナスの花は空を仰ぎ、実りを楽しむ。
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ヤマボウシは地味で小さく、
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その素朴さに魅かれる。
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「しっかり飛んでーー」
と、親ツバメが雛の教育に追われていた。

それではみなさま、
明日も良い日でありますようにーー。

シルバーハグ

シルバーハグ 190601(土)晴れ

記憶には三つのパーターンがある。
一つは忘れたくない記憶。二つ目は忘れてしまいたい記憶。三つ目はそのどちらでもいいと感じる記憶である。
もう少し詳しく言い分けると、一つ目の記憶は、その理由として嬉しいことあるいは楽しかったこと感謝したいことなど、概ね幸せを感じる記憶などである。
二つ目の記憶は、一つ目とは真逆な出来事で、例えば取り返しのつかない失敗をしたこととか、失恋など心の痛みを伴う出来事など、思い出すと心が塞ぎこむような不幸な記憶である。
三つ目の記憶は、解釈によっては面白くもあり悲しくもあり、また気分を悪くしたりもして、よく考えると取るに足らない出来事で、日常生活では最も多い記憶である。そのためその時の心の受け止め方、つまり出来事が発生した時の感じ方で、気持ちが高揚している時にはより嬉しく感じ、低迷時には悲観的になる。
昭和の芸術の巨匠岡本太郎画伯の言葉を思い出す。大阪万博のシンボルタワー『太陽の塔』をデザインをした人物である。かつて彼は言った。『人生はパッションだ!』と。つまり芸術だけではなく、人生は感情によって楽しくもなり悲しくもなるということではないだろうか。
記憶のパターンを考えていたら、何となく聞き流したり見過ごしたりすることがあまりにも多い。貴重な一日という時間を無駄に過ごしたくない。と言ってことごとく日常をメモするとかいうことではない。その時その時間に過ごした感情を残したいという願望はかなり以前からあった。社会人のころから趣味として絵画活動に参加し、退職後もその活動を続けている友人がいる。彼は苗字を佐藤君といい、過去に個展も何度か開催している。彼の言葉を借りると、あるところでスケッチをすると未来においてもその場所の映像がつぶさに蘇るという。つまり描くことによって映像が記憶の深層に残るのである。日常の記憶にも同様のことがある。具体的な行為として短歌や俳句など、日常や旅などで感じた気持ちを歌で表現する。その作品を通じて記憶は未来へと繋がる。
日記も然り、言葉で残す。過ごす時間の幅が広がると思う。
本題である。
近年『ハグ屋』という仕事があるらしい。
そのドキュメンタリー映像から推測するにその業種はサービス業に属し、特に女性を対象としていた。具体的には男性が希望する女性とひたすらハグをする。報酬の有無は知りえないとしても、希望を成し遂げた女性達は幸福感に満ちていたように感じた。その映像は、幸せの概念を広げる価値があったように思う。
令和を迎え、国の概念や文化や価値観は急速に拡大している。
認知障害の一つの治療として、障害のある老人に肩や手に触れながら、同時に目を見詰めて話しかかる。その会話を繰り返すことにより認知が回復することは介護界ではよく知られている治療法の一つである。そういうボランティアがあるとすれば、それは『シルバーハグ』と認識しても良いのではないだろうか。
今日の新しいキーワードは、『シルバーハグ』だった。
プロフィール

モザマスター

Author:モザマスター
キャフェ ド モザのマスターです!
担当はドリンクとフロアのサービスです。
花の愛好家です。
季節の花の写真をアップしています。
キャフェ ド モザのホームページ:www.cafedemoza.com

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