「台風一過」

「台風一過」170808(火)晴れ

台風の被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

『晴天雲を破る』
そんな日でした。
カッと晴れた青空が、雲を破るように突き刺さる晴れ間のこと。
空一杯に広がりました。
一晩中吹き荒れた東風が一転、朝から西風が吹き返していました。
まるでハワイの貿易風のような爽やかな一日でした。
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夜にはコオロギが窓の外でコロコロと鳴き始めた。
あまりにも夜風が戦(そよ)ぐので、外は暗闇の中、窓を開けるとカーテンがひらひらと風に揺れる。
お盆まであと幾夜かあるというのに、今夜はもう秋です。
お盆休みにはKくんは帰ってくるのでしょうか?
お盆の水遊びは縁起が悪いとか聞きますが、一年の中で家族一同が揃う休みはそんなに多くはありません。
出来ればみんなで涼しい渓谷で川遊びなどしたいものです。
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「カモシカ運転」

「カモシカ運転」
170806(日)朝にわか雨 のち晴れ

日夜蒸し暑いこと。
熱帯雨林の中で蒸されているみたいです。
草がすこぶる元気に育つ。バラもこの時ばかりと一気に新芽を延ばす。すかさず草刈りを再開し、伸びたバラの新芽は短く剪定する。
雑草やバラたちは、きっとストレスを抱えているのではないでしょうか?
(なんで伸びたらいけないの? なぜすぐに刈ってしまうの?)
いちいち説明も弁解もしません。
(見た目が悪いから。きみたちの運命だよ。今度生まれ変わるとしたら人にすることだね)
どんなに間違っても生まれ変わりは草は草。バラはバラです。これも運命です。
暑いが続くとあまりいいことがない。
まずストレスが溜まる。
汗をかく。
気持ちが悪いから一日に何度も着替えをする。
喉が渇くので何度も水を飲む。
食欲が無くなる。
お腹に力が入らない。
思った通りに動きがうまくいかない。
イライラが増す。
だから夏は嫌いかと言うと、実は好き。
生まれた季節が夏だから、冬よりも夏の方がどうも好きだと思う。
となると冬はもっとイライラするのかと言うと、イライラはしないがとにかく寒い。
ストレスが溜まる前に寒くて生きた心地がしない。
夏は生きていられる、ということは冬よりも夏が好きと言うことになる。
しかしながらこのストレスはどう対処したらいいのだろう。
最近細君との会話が多くなった気がする。
細君が話したいのではなく、僕自身が話したいのではないか?
自分でも感心するほどよく話している。
毎日24時間一緒に働いて、食事して、寝て365日顔を合わせてよく飽きないものだ。
自分で感心しているが、これはなにか病気ではないだろうか?
行きつけの先生と相談することにしよう。
とある神経内科クリニックに出かけた。
『先生、最近細君と話しし過ぎるのですが、これは病気では無いでしょうか?』
問診が始まった。
『きみ、それはお互いに愛し合っているということだよ』
『そういう年齢じゃないのですが』
『愛に年齢は無い。僕なんかもう3年も細君と会話をしていない』
『それはちょっと先生、病気じゃないですか?』
『病気ではない。原因は僕にある』
『なんですか、原因とは、良かったら僕にも話してくれませんか?』
『患者のきみに話ことはではない』
『確かにそうかもしれません。出来れば僕ももう少し細君との会話が減らすべく、先生の経験を参考にしたいと思いまして』
問診は深層に入っていった。
『ならば少しだけ。実は3年前従業員の看護師と仲良くなって食事に行った事が妻にばれてね、それ以来妻との会話が無くなった。と言うより無視されたと言ったほうがいいかも』
『そうなんですか、それで?』
『僕は謝ったんだ。悪気ややましいことはなかったと』
『それって本気ではなかった。軽いノリだっという事でしょう? 誰でもありますよね、ほんのちょっとした出来心など』
『きみ、よく分かるね、僕のその時の気持ち。まさに軽い出来心だよ。なのに3年たった今も会話がなく無視続けるなんて残酷だよ。そのせいで最近は仕事の意欲が無くなって、患者が来ない暇な時には、一人でじっと机に座っておれなくて、窓で行ったり来たりしているんだよね』
『はあ、そうですか。ところで僕の今日の薬はありますか?』
『きみの薬? 無いよ。きみはそのままがいい。それより僕のところにたまには来てくれないかね。今日はきみと話してなんとなく気持ちが晴れたよ。やはり誰かと話をするのがいいと思う』
これはフィクションです。
会話をするということは悪いことではない。むしろいいことだと思うと勝手に思っている。
ただし相手が気を悪くしていなければですが。

ところで今日の本題の「カモシカ運転」ですが、
実は孫が自転車に乗れるようになりました。
早く乗れるようになって良かったですね。もしかしてK君は運動神経がいいのかも。
送ってもらったラインの映像をみたら、補助輪を外し二輪で走っていました。
K君はキッと正面を向いて自転車をこいでいました。
背筋はピンと伸び、両手はしっかりとハンドルを握り、その様子はまるでカモシカ。
かわいいカモシカさんが自転車に凛として乗っているようでした。
得意げな顔と、達成感に溢れた顔にとても癒されました。
お題目のお話しはこれだけです。
余計なことはだらだらと長く、肝心なことはとても短い。
これって夏ストレスではないでしょうか。
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たまには涼しい山に出かけませんか?
それではみなさん、暑さに負けないように気を付けてください。
お元気で―――。

「ちょっとの間だけ」

「ちょっとの間だけ」
170804(金)晴れ

空き家になった燕の巣はどうなるのだろう。
来年まで空き家?
とんでもない。
雀が黙って利用する。
その世界ではそういうことは珍しくないらしい。
しかしそんなことを燕が許すはずはなく、家族で電線に止まり見張っていた。
1IMG_5171.jpg

雀の嫌いなところは、巣を糞で汚しその廻りを藁などで散らかす。
性格は燕と違い勝手者で気性も激しい?
見た目の可愛さとは程遠く、昔の物語の『舌切り雀』では、以前は可哀そうな話と思っていたが今はそうは思わない。
記憶によると確か舌を切ったのはお婆さんで嫌な感じがしたが頷けるところもある。
今日空になった燕の巣の中に雀が座っていた。
あんなに好きになれなかった雀が、不思議にも可愛く見えた。
「やっと住めた」
その姿に安堵の顔が見えた。
聞くところによると、近年瓦屋根の家が少なくなって、雀が巣を作れるところが少なくなったそうだ。
燕の巣も壁が汚れると言って、巣作りの途中で壊されている。
どちらも住宅難に変わりがない。
モザには何故か燕の巣は3か所もある。
長い間雀の空き家住まいを阻んできたが、目の前で必死に生きようとする姿に癒された。
これからはゴミは掃除をすればいい。
動物愛護など難しい理屈ではない。
長い同居生活の中で家族になったのだと思う。
2IMG_5171 (2)

「半年ほど貸してあげてね―――」

思い出し笑い

思い出し笑い
170727(木)曇天の空から小雨降ったり止んだり

久しぶりのブログです。
忘れてしまいそうな楽しかった話し。
とぎれとぎれですがメモっておくことにしました。
§1
誰もよろこばない孫の話題から。
K君は約3歳半で、先日ハワイ旅行から帰ったばかり。
現地にいる間はラインでその様子を送ってくれた。
メセージはすぐに届き即座に返事が返る。ハワイがまるですぐそこにあるように感じた。
息子たちにラインを教えてもらい普段から共有する。
時代はすっかり変わってしまった。
危うく社会に取り残されるところだった。
おかげで自宅に居ながら旅行先の娘家族の楽しむ様子を知ることが出来た。
旅行先の環境か解放感か分からないが、孫の顔が随分大人になったように見えた。
旅は家族にとって大事だと思う。
§2
孫続きで、以前旅行した横浜での出来事。
横浜港から出ているシーバスに乗ろうとKくんと乗船場に向かった。
丁度船は出発直前で、慌ててK君を抱きかかえた。
シーバスを目の前にして走ったが、体が大きく揺れる割には足が前進しない。
それを見かねたK君が、
「ぼくの方が早い!」
と言ったかと思うと、腕から滑るように素早く降りて一人で走り出した。
「たしかに早い」
K君の後を追うようにして最後尾で乗船した。
「もうK君は子供じゃなかったんだ」
と感心した。
§3
一般的に女性は仕事の前には化粧をしなければならない。
男子も身だしなみを整えるが、女性の方は比較的に時間を要する。
昔床屋の無かったころ、バッハやモーツアルトは出かける時には鬘を愛用していたのを引き合いに、
「化粧の替わりに仮面をつけるようになるといいね」
と言ったら、
「確かに」
と賛同してくれた。
「食事に出かかる時には鼻から上だけの仮面とか」
となると、もはやオペラ座の怪人になる。
更に会話は弾み、
「会社用仮面とか、デイト用仮面とかもいいね」
ヨーロッパでは仮面舞踏会と言うのもあったように、今日はエクザイルふうとか、明日は深キョンふうとか選べるようになると楽しそうだ。
うだるような暑い日が続く中、二人で勝手に盛り上がった。
§4
夕方久しぶりに青い空が広がり涼し気な風が吹いていたので、細君とサイクリングすることになった。
2台の自転車を車に積んで、菰野庁舎の河川敷散歩道に向かった。
細君は自転車に乗るのはおよそ50年ぶりらしいので、とりあえず感を取り戻すことにした。
乗り初めに、下り坂を異常な速さで下る細君。
とても見てはおられないほど危険を感じた。
どうしてそんなにスピードを出すのかと理由を聞くと、
「ペダルに負荷がかからなかったから、必死に漕いだ」
悪くはないが、下りはペダルは漕がずに成すがままでいいとアドバイスした。
昇りはギヤを1にするよう走りながら声を荒げて迫ったら、坂の途中で細君の自転車が止まった。
よく見たら一番重い歯車だった。
「ごめんなさい。反対だった」
細君に切れられた。
§5
年齢を重ねるほどに体力は衰えてくる。
仕事を続けることがかなりハードになってくる。
出来れば子供に迷惑掛けることなく、生涯現役でありたいと思う

それではみなさん
おげんきで―――。 

【賄い料理】 後編

エッセイ 【賄い料理】 後編
先日エッセイ「食」の前編を上げました。
唐突な感じもしますが続編をアップします。

その4、伝授。
特に要望があった訳があったのではないが、いざと言う時のために細君にソースの具体的な量を伝授することになった。そもそも賄い料理には計量器を使わない。3人分の煮物の場合、酒は瓶から「トクトク」、味醂も「トクトク」、醤油は「トク」、又は薄味の場合は「ト」。因みに「トク」は瓶の口から出る液体の疑似音のこと。砂糖は小さじ2杯、塩は指先で「パラ」。辛いからと言って水で薄めたり、薄いと言っては醤油を入れたりしてはいけない。辛い時は出し汁で、薄い時は塩で味を調える。
「これがソースの黄金比だ!」、と細君に言ったら、当たり前と言わんばかりに一笑された。

その5、調味材料。
味噌醤油には特にこだわりがある。愛用している味噌は知り合いの奥様手作りの無添加味噌。仮称O様味噌と呼んでいる。厳密にはご主人との共同作業らしい。防腐剤は使用されずしかも薄塩なので賞味期限が短い。非売品という訳でもないが手作りなので生産量は限定される。大豆の風味豊かな掛け値なしの絶品である。
一方醤油は九州島原の「マルキ醤油」を使用している。濃厚なたまりの旨味が特徴で、煮魚やジャガイモなど穀類の煮物に適している。刺身には醤油とワサビが欠かせないが、嬉しいことに刺身醤油としても重宝している。

最終章、再び賄い料理。
遠方に住む娘夫婦にO様味噌を送った。孫は若干三歳、本人は気付いていないがグルメでとても喜んだ。
その時の孫のグルメコメントが振るっている。
「あーおいしかった。もういっぱいいい?」
味噌汁のお替わりだった。送ってやって良かったと思う。
先日久しぶりに娘家族と会った。娘の賄い料理は目分量だったが、相変わらず美味しかった。孫がグルメな訳だ。
食は空腹を満たすだけではなく、ある時は悲しさも怒りさえも幸福に変えることが出来る。
「腹が空いたら料理をしよう」。
これが今の賄いのスローガンである。



檀一二三
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モザマスター

Author:モザマスター
キャフェ ド モザのマスターです!
担当はドリンクとフロアのサービスです。
花の愛好家です。
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